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強いお母さんになりたい!
先日Salon de Hermitage(サロンドエルミタージュ)の
メンバーさんからこんな悩み相談がありました。
『強いお母さんになりたいと思っているのに
子どもの状態に影響されて
それが子どもにもバレバレで、、
子どもがお腹痛くなるのは私の精神状態が
反映されているとわかっているのですが。
強いお母さんにどうやってなれますか?』
こどもを育てていて不安になったり
『これでいいのかしら?』と悩んだり
壁にぶち当たったりすること、あると思います。
私も長男を産んでから片っ端から
魔法の子育てとか
悩まない育児のしかたとか
◯◯な子どもを育てる
みたいな題名の育児書はかなりたくさん読んできました。
『泣きそう!!』
という場面もたくさん経験してきました。
で、紆余曲折しながら3人の男の子の母になった今、ある結論に至っています。今回はそのお話をしようと思います。
私は会う人会う人に驚かれます。
『どうやって一人で男の子育ててるの?』
『よく出来るね!!』
『父親なしで男の子3人なんて私には無理だわ!』
(私はシングルマザーじゃないですよ(^^;;
逆単身赴任みたいな形で私がこども達を引き連れて海外に住んでいるのです)
日本人だけじゃなくってこちらで知り合った海外のママたちにも言われるのできっと凄いことなのかなぁ、、、とボンヤリ思っています。
元気すぎる我が子3人を連れて遊びに行くのはかなり体力いりますけどね!!
さて、上記のメンバーさんに答えたことをこちらでシェアしたいと思います。
まず自分と子どもを切り離す
自分のせいで子どもがお腹が痛くなっている、、、
そうかもしれないし
そうじゃないかもしれません。
でもまず自分と子どもの状態を切り離して考えてみましょう。
子どもは親から皆同じ影響を受ける、のではありません。
子どもでも、ある親の態度からいいところを影響される場合と、ネガティブなところを受け取ってしまう場合があります。
これはね、親がコントロール出来るものではないんです。
だってその子の魂が決めていることだから。
私と兄は親からものの見事に全然違う影響を受けています。またうちの子どもたちも私や夫からそれぞれが無意識で(または魂レベルで)決めたことを影響されています。多くの方をコーチングしてきてご家庭やご両親のことをうかがっても受けた影響は兄弟によって全然異なるのです。
だからまず、最初に自分と子どもを切り離して考える。
でないとずっとずっと
『この子は私がこうしたから、こうなってしまったのではないか?』という後悔地獄に陥ってしまいます。
極端に言えばどんな親だとしてもグレない子はグレないし、グレる子はグレるわけです。
子どもに成長のきっかけを与えている
今回の相談はお子さんがしょっちゅうお腹が痛くなって登校できないことが多い、ということでした。
学校に通っているのなら、先生のこと、お友達とのこと、授業のこと、小さいながらも色んなプレッシャーや悩みは尽きないでしょう。
それを『私の精神状態がこうだから子どもがそうだった!』と思い込んでいると、子どもも『そうなんだ。私のお腹が痛いのはお母さんのせいなんだ』とそのうち思ってしまうかもしれません。
そして、そうではないと分かったとしても、そこを親が解決しなくては!!と張り切って乗り出してりしていては、いつまでも子どもが自分で解決するという成長の芽を摘んでしまうことになります。
子どもであっても一人の人間です。スピリチュアルの観点から見るとあなたよりもずっとずっと古い魂かもしれません。
一人の人間として『絶対乗り越えられる』と信じてあげてそっと寄り添ってあげる、、、これだけでどんなに子どもは心強いことでしょう。その子を力を信じてあげるのです。

どうしたら強いお母さんになれるの?
子どもの前で動揺しないような強いお母さんになりたい。
いつもドーンとしていて頼り甲斐のあるお母さんになりたい。
なんでもこなせるいいお母さんになりたい。
そう願って日々頑張っているお母さんはたくさんいると思います。
でもそもそも
お母さんは強くなきゃいけないのでしょうか?
お母さんは動揺せずドーンとしていけないといけないのでしょうか?
頼り甲斐のあるお母さんにどうしてならないといけないのでしょうか?
弱くたっていいじゃないですか。
動揺してオロオロしてもいいじゃないですか。
頼りにならなくていいじゃないですか?
「お母さんとはこうでなきゃいけない」という観念があるとその観念に縛られていつまでも理想(という思い込み)とギャップに苦しむことになります。
こうなったらいいなぁ。という理想を持つことはいいですが、こういうお母さんでなくてはならない、と思うと辛くなりますよね。
私も母が誰から見てもすごく完璧な母だったので、そうなれない自分と母のギャップにずっとずっと悩んでい生きていました。
でもある日気づいたんです。
私は私。
母は母。
どう逆立ちしても母になれないと。
そして、、、
母のようになる必要はないんだと。
バナナはどんな桃に憧れても桃になれないのです。
反対に桃もバナナになろうと思ってもなれない。
それに気づくのに何十年もかかってしまいました、、、(^^;;
だってみんなが母のこと賞賛していてみんなが母を大好きでたからね。結婚して母親になったら母のようになればみんなに賞賛されて愛されるのだと信じ込んでいたんです。
でもバナナはバナナの良さがある。だからそれを隠すこともないしそのまんまを出せばいいんじゃないかって思ったのです。
だから私は家族に宣言しました。
「モーーー、ママは良いママになるのをやめました!そのまんまで背伸びしないし、ジャイアンな性格のママそのものでいることにします!自分勝手だし、わがままだし、好き勝手やるし、忘れっぽいし、ドジだけど、それがママなので諦めて受け入れてね!」と。
そしてここが大事ね!↓↓↓
「だからあなた達も自分のまんまでいーのよ。乱暴で、自分勝手で、わがままでも良いよ。時々ママは怒るかもだけど、、だからって自分の性格直さなくて良いからね。みんな自分のまんまで良いからね。」と。
そんな風に宣言してからスーーーーッと楽になりました。
だって良いママ演じる必要ないし。頑張る必要ないし。本音と建前使い分けなくて良いし。
「もーーー!ママ!!!」って怒られることもあるけど
「テヘヘ、、ごめ〜〜ん(←反省の色なし)」で、おしまいっ!!
こうなると、子どもも「ああ、自分のまんまで良いんだ」って楽になるんです。
しつこいくらいにこれ言います。
「あなたはあなたのままでいいからね!」と。
面白いもので家族はお互いが足りないところを補う役目をしています。細かいご主人に大雑把な奥さん(これ我が家です)、とか社交的な親に消極的な子ども、とか。実際うちの子ども達は頼り甲斐のない母のおかげですごくしっかり育っています。
私は強くないお母さんで頼りなくていつもオロオロしちゃうの!!
と開き直ると子どもがしっかりしてきますよ。
結局どうありたいか?
問題の一番の核心は、、、
子どもをどうしたらいいか?
ではなく
自分はどうありたいか?
だと思うのです。
お子さんに限らず自分の周りの人たちは(特に親しい人たち)は自分の心理状態や気づくべきことを『見せてくれている存在』にしかすぎない。
と私は考えています。
あくまで主役はあなた。
大切なことなのでもう一度言いますね。
主役はあなた。
だからあなたの周りを固める人たちはあなたの人生を盛り立ててくれる脇役なのです。
あなたは主役として『どう在りたいか?』決めることができます。
理想とギャップに悩んでいつまでも悩み続けるお母さん役を続けるもよし。
開き直ってダメダメ(という思い込み)を受け止めてそれさえも楽しんでしまうのもよし。
あなたがどう在るか。
あなたが自分で決められるのです。
ちなみに私はこう在りたい、、、、
セクシー母さん(≧∀≦)↓↓↓

あははははは、、、、(^^;;
道のりは遠い、、、、
はい、↑も思い込みですが笑。

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